シリコンバレーの会社で働いていた30代の徒然なBlog

30代家族持ちで英語スキルは一人旅行レベルのザ日本のリーマンがシリコンバレーにある外資企業で働く事になった事を綴った日記。

TVCMを開始したフリマアプリ「フリル」の手数料無料ってどんなビジネスモデルなの?

 

TVCMで見かけて急に気になって調べてみました。手数料無料のフリマアプリのビジネスモデル。調べてみたらなんてことは無い。というのが実直な感想です。

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これなんですが、かなりメルカリを煽っている感じですよね。というのも手数料が悪いみたいな感じで演出されています。個人的には手数料0ってのは逆に怖いです。お前らでなんとかしろ。と言われているみたいで。

で、フタを開けると

thebridge.jp

という事で、期間限定での0円です。因みにフリルはB2Cも行っているのでC2Cで手数料0円でもインカムはあるようです。記事に因るとB2Cは30%との事で、売上率は分かりませんが、これらは無料ではないでしょう。尚、12月までの期間限定手数料0円なので、1月からは手数料がどうなるかは分かりません。メルカリもローンチ時は0円でしたけどね。

 

2014年の動き

toyokeizai.net

記事によると2015年にも上場と謳われています。しかし、現在2016年も末という時点で未だメルカリのメの時に追いついたくらいでそのメルカリも未だ上場はしていません(上場準備ですが)。その間に楽天に買収され、全株買収なのでエグジットと言っても過言ではないでしょう。ただ、楽天の買収は全くうまくいかない。本当にうまくいかない。そういう意味ではかなり不安ですが、ラクマ+フリルでメルカリとは異なるエッジの効いたコンセプトを持ちつつスケールさせていくのではないでしょうか。

 

UIはどうなんだろうか

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メルカリは2☓2で画面に4枚の商品画像が表示されますが、フリルは9枚+半分が3枚というスタイルです。更に、値下げ軸を設けておりメルカリを意識したUIと思われます。商品画像数によって接触数が増えるので視認性が担保されているのであれば9枚でも良いのかと思います。しかもフリルはファッションに特化しているという点もあり、広範囲に網羅しているメルカリよりはコア層を呼び込めるのでは無いでしょうか。

 

検索結果のUIは違う

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しかし、検索結果画面は商品画像が4枚となり、絞り込むことで商品を大きな画像で見ることが出来ます。穿った見方をすると商品数が少ないのでスクロールする時間がかかるようにしているのかとおも思われます。また、上記画像にもありますがブランドタグが表示されており、押下するとそのブランドで検索できます。しかしブランド名+α、つまり、GUCCIのベルト、とかの検索には対応しておらず、GUCCIだけ検索出来ます。かゆいところに手がとどきそうで届いていない機能です。

 

因みに、ラクマは家電や30代が多いとか特徴が出ているようですが現在もいまいちぱっとしていません。

 

合わせて読んで下さい

30over.hatenablog.com

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という事で、メルカリ VS ラクマ+フリル連合 の戦いは個人的に凄く興味があります。