シリコンバレーの会社で働いていた30代の徒然なBlog

30代家族持ちで英語スキルは一人旅行レベルのザ日本のリーマンがシリコンバレーにある外資企業で働く事になった事を綴った日記。

外資と日本企業の違いについて〜外資を怖がる必要ないですよ〜

昨今のコロナ感染者数は低下の一途を辿っておりなんとも良い事だと感じています。東京では連日30人以下となり、昨年の春初頭のような数値となっています。街にも活気が戻っておりますが、見渡す限りマスクや消毒はしているように窺え、そういう日本人の純な従順力?は誇りにも思える今日この頃です。

 

さて、2021年も残すところ2ヶ月となり、冬のボーナスや昇給の面談なども控えているという人も多いと思います。私も昇給に関して言いますと、今年は約40%近くアップしました。今年の年収対比です。色々な要因がありますが、目標に対する実績を加味しても40%というのは個人的にも驚きでした。20%くらいかな?とか考えていたのですが。なので、もちろん会社として準ずる私の目標値もありますが、想定より上回るのは外資の魅力の一つでもあるかと感じています。日本企業ですと色々と原資の配分の仕方によって個人というよりは全体へ、という思考になるかと思います。

 

こういう点を踏まえ、外資と日本企業の私の環境における違いをお伝えしたいと思います。

 

外資は良くも悪くも制限がない

 

ストックオプションについて

 

例えば、上場非上場の日本企業の場合において、ストックオプションが従業員に配布されると思います。上場している場合はストックオプションはほぼ行使する事はないくらいの価格で付与されます。一方、非上場の会社でのストックオプションは上場したら値上がる期待値が含まれますので一定のモチベーション創出のパフォーマンスは得られると考えられます。しかし、この上場も1年後や2年後など、数年先の話をされる事もあり、実際その間に他の会社に魅力を感じ転職なんて人も少なくありません。そしてここからが重要ではありますが、

 

日本の企業のストックオプション→退職したら放棄

外資の企業のストックオプション退職しても保持

 

こういう違いがあるんですよね。なので、外資であれば退職して数年後にちょっとしたお金が入るなんて事もザラです。日本では考えられません。私はこの事実を知った時驚きました。驚愕はしませんでしたが、え?もらっていいの?みたいな。これは友人知人にも「なぁ、知っているか?外資ストックオプション退職しても権利を行使できるんだぜ?」みたいなことをちょっとドヤって伝えた記憶があります(苦笑

 

雇用契約書にはいつでも首に出来ると記載があるが、、、

 

これは言わずと外資のイメージとしてかなり浸透しており一方日本企業は年功序列且つ終身雇用制度が主流とされているのでかなり真逆な印象を受けると思います。終身雇用を正とし、いつでも首にできるのは悪みたいな。私も初めて外資に就職した時に雇用契約書を読んだ時はこの点についてドキドキしました。あー、1ヶ月で首になったら家族どう養えばいいかなぁ、、、とか、不安というものを感じざる得ませんでした。しかし、気づけば数年外資で働いており首になった事はありません。私の同僚で首になったという話は聞きましたので、実際首はあります。しかし、会社も揉めたくないので首の場合は給料の数ヶ月分を出し、今後この件で揉めない。みたいな覚書を交わすケースが主のようです。ちなみに私の言う外資はスタートアップやベンチャ−のような企業を指しておりますし、外資を全て知っている訳ではないのでその点はご了承ください!

 

納得感のある面談もできるし、結果が出なければシビアではあります。これは事実です。しかし、日本企業でよくわからない会議や上司へのおべっかなどは個人的に見かけたことはありません。事実を述べ、対等に話す。もちろん、それぞれの立場にて話します。経営者と従業員という関係値は大切なものです。ロジックが甘いと踵を返される事もありますし、メールやチャットツール上で何も言われない。ということになる事もざらです。

 

最後に

 

今回は2点余りのお話ですが、個人的には外資の働き方が日本企業より適切だと感じています。外資と一言で言っても多種多様だと思いますが、今の日本を見てもらえればわかると思いますが、日本企業の、特にIT分野に置いての海外進出はかなり先行き不透明、暗雲低迷な時代だと感じます。これを読んで少しでも外資に興味が出たという人がいると嬉しいです。英語できなくてもある程度大丈夫だと思いますよ。私も英語得意ではないですし(勉強中です!