シリコンバレーの会社で働いていた30代の徒然なBlog

30代家族持ちで英語スキルは一人旅行レベルのザ日本のリーマンがシリコンバレーにある外資企業で働く事になった事を綴った日記。

dマガジン解約で見えたドコモらしからぬ二流な作りの退会フロー

最近関東地方では地震が多く、不安です。

 

さて、表題の件ですがdマガジンを解約しました。結局雑誌を定期購読する事はあまり自分のライフスタイルに合わなかったと実感。数十冊あったとしてもです。また、初月無料であれば、正直2ヶ月に1回解約して再度加入すれば年間半分の価格で済むわけです。

 

で、このドコモがサービス提供しているこのdマガジンですが、昔iモードを仕切っていた時に各コンテンツプロバイダーに退会ページはわかりやすく!とレギュレーションを作っていたドコモ様が、いざプロバイダー側に回るとここまで長い退会ページを作るんだと個人的に苦笑していました。サブスクリプションモデルであるが故、コンテンツを使おうが使うまいが月額は徴収されます。その為、iモードは幽霊会員をどれだけ作れるかが目的になっていたコンテンツプロバイダーもたくさんいました。

 

そんなドコモがこんな退会ページを作るなんて!と当時を知っている人は思うと思います。しかも、dマガジンアプリには退会ページが無い!(もしかしたらあるのかもしれないがぱっと分かるところに無い!)。当時のiモードはTOPページのフッター部分に置け!ってレギュレーションがあった(と思う)。しかもdアカウントという謎アカウントを強制されるのでWIFIを切らないといけない(IDを覚えていれば可能ですが長い)。

 

こういう事するとは地に落ちたなドコモよ!と思わざる得ないわけです。

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さよなら!

WBS 話題のARM買収に関して生出演した孫さんの考え

 

昨日のWBSに生出演していた孫さん。TVでの説明が必要なくらい株価が低下したという事もあってかかなり話されていました。Facebookでも私の知人が様々な憶測で語っていましたが本人の口から聞くのが一番ですね。

 

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インテルと絡めて、データの必要性をかなり語っていました。今回の買収に関して、現在の営業利益の5.5倍が必要と言われており、ロンドンでの記者会見でソフトバンク側のみが出席でARM側は居なかった理由は株主総会で決まらないといけないという事もあり、ソフトバンクのみで行ったとの事でした。今後様々な物がインターネットに接続される事で得られる大量のデータをもつことが今後有利にビジネスを展開出来る。その為の買収であるという事を強調していました。また、この買収をやりたかった為に社長業に戻ったとも答えていました。上場企業であるため、という理由でディテールはあまり語られなかったですが何か市場に対して伝える必要があった為の出演だったのかなと思われます。

 

ARM社について

ARMホールディングス - Wikipedia

 

買収記事

www.nikkei.com

 

ascii.jp

如何なる時も決断が求められる。映画”127時間”レビュー

 

業界的にはポケモンGoがかなり注目されていますが、もういいかなぁという印象。Ingressが割りとマイノリティなカルチャーとなっていただけに、ポケモンというフィルターを足すだけでどれ位インパクトが起こるのか気になるところでもあります。因みに、妖怪ウォッチも何かしかけそうな感じがしますね。アプリの妖怪ウォッチぷにぷにも課金させる施策が増えてきているのでAR使ってまではいかなくても何か新しい機能を入れてきそうです。

 

さて、そんなニュースに触れつつも時に現実逃避をしたいと感じるのが30代男の願望です。女性であればネイルとか、マッサージ等のファッションやライフスタイルでリフレッシュなんて事もあると思います。しかし、男のロマンといいますか、一人旅をしてみたいという衝動に時々かられる事があります。

 

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今回もiTunesStoreにて300円にてレンタル。昔から見たかったのですが中々足が向かず、このタイミング。で、サラリーマンの冒険映画かな?と思ったらそうでもない内容で、、、お金掛けない映画って印象です。冒頭15分くらいは面白かったのですが、説明文を見なかった自分が悪いのですが後半はグダグダな感じで、ネタバレでは無いですが安いショーシャンク的な感じでした。300円ならいいかなという印象。登場人物も少ないし、主人公があまりしゃべらないしでドキドキハラハラするような展開もありますが個人的にはどうしてこうなった?という印象です。

 

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冒頭は夜中に高速を飛ばして山に向かうシーンから始まります。これもちょっとした布石があります。

 

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そして、プロモーションビデオでもこういうシーンがあり、私も自転車乗りなのでこういうシーンは凄く憧れます。こういう自転車での旅で色々な人と出会い、旅って良いぜ!みたいな127時間を過ごした!という事を想像していましたが、そうではありませんでした。。。。

 

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結構、このシーンが続くのですが何故、道具を説明しているかは観ると分かります。

 

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割りと重要なシーン。これって、ひとりごとだとリアリティが無いですし、何か自然な形でという策なのでしょう。基本的に主人公は旅を自撮りで説明するキャラ設定です。そして、明日の夜まで〜というのも何か起こってからの彼の発言となります。

 

まとめ

プロモーションビデオからこの流れは想像出来ませんでした。良い意味で裏切ってくれていれば良いのですが、個人的には期待していた流れでは無かったので、シンプルに言うと、一人旅すると色んな危険があるので、出かける前には親族や知人に目的地とスケジュールを告げて行きましょう。というお話でした。

 

合わせて読みたい

30over.hatenablog.com

資産運用を考えている人なら見るべき、映画”マネーショート 華麗なる大逆転”レビュー

 

ようやくレンタルがリリースされ、iTunes Storeにてレンタル。400円です。Apple TVがあるので、Appleのアカウントにて決済し家のTVにて視聴しました。

 

www.moneyshort.jp

 

Apple TVはおすすめです。1万円ちょっとで家のTVに繋げられるのでYouTubeや様々なサブスクリプションなスポーツチャンネルも用意されています。本体費用のみなので、ランニングコストを気にすることもありません。HDMIで繋ぎ、Wifiを設定すれば終わりです。

 

さて、視聴。

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斜めになってしまいましたが、これがApple TVでのItunes Storeでの購入画面。

 

そもそも何の話し?

japanandworld.net

 

2008年に起こったリーマン・ショックをテーマとした話です。結論から言うと、様々な資産、現金や不動産等全部ひっくるめて500兆円近くが吹っ飛んだのです。その要因が銀行やローン会社等の不正?なローン申し込み等でランク付け会社が銀行の言いなりで自分たちに有利なシステムを。。。(以下ネタバレになるので映画を御覧ください。

いわゆる、本当に起こった経済ショックの裏側でかなり儲けた4人の人たちのお話です。ただ、その儲けたという事が凄いという事もありますが、その心理的な部分を合わせたキャラクターの葛藤もかなり見どころです。

 

君らはピエロだ

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ブラッド・ピット演じるベン・リカートは出演時間こそ他の3人に比べ短いですが、存在感は圧倒的です。ポケットに手を突っ込んで立っているだけでも様になります。元々金融業界出身で、今は隠居し投資を行う設定です。

 

間違っている時は間違っていると分からない

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これは、クリスチャン・ベール演じるマイケル・バリーというかなり癖のある元精神外科医を演じています。事の発端はこの彼の資料や間違い電話から始まります。

 

4人組かと思ったらそれぞれ別々のストーリー

13モンキーズのような集団なのかと思ったらそれぞれ4人の異なるストーリーでした。例えば、自分の気づきが世間の常識と真逆の気づきだったら自分ならどうするか、根拠をしっかり示せるか、根拠を作るために現場に足を運び情報を聞き出したりとどのように情報を仕入れていくかも見どころのひとつです。後は交渉(お金を集める)術も見どころはあります。ビジネスにどう活かすかを考えさせられる映画です。最終的にスティーブ・カレル演じるヘッジファンドマネジャーのマーク・バウムの感情豊かな演技がこの映画の中でピカ一でした。

 

DVDも欲しいと思ってしまいました。

 

月額980円でKindle Unlimitedとか凄いサービスが始まるらしい!!

 

www.excite.co.jp

 

音楽、動画(映画含む)そして本がデジタルだとサブスクリプション(月額)で読み放題になる時代に突入です。しかし、5万5千冊というのは本で言うとどれくらいカバーしているのでしょうか。

 

大体40万冊でKindle電子書籍では一番多い模様

電子書籍の情報をまとめてみる

 

なので、40万冊のうち5万5千冊(S-IN後増えるとは思うが)で980円というのはラインナップ次第ではかなりのユーザーを囲い込めるのではないだろうか。実際、紙の本と比べKindle版は10%安いのが相場である。さらに人によるが、本の嵩張りが嫌いという人も多いだろう。私もその1人。電子書籍であるメリットと紙であるメリットは相反するものでありさらにサブスクリプションという事である為、結果、自分の本では無いので解約すると無くなってしまうという事も念頭に入れておかねばならないだろう

 

Kindleを持っていないというだけで本を読んでいない印象もあるらしい

Kindleを持っているという事は本を読むという事でもある。本というのは漫画も含む。その為、例えばKindleトークとしては、どういう本を読んでいるか、今キャンペーンで◯◯社の本が半額らしい。無料で今だけ読める。とかそういう話が多い。さらには、どういうところをマークしているか等見せることもできるし、いちいち本を開いて引用する必要も無い。それだけでもメリットがあると考えられる。しかし最近リリースされたKindle Oasisは必要無いと思う。

 

改めてKindle購入を検討している人にレコメンドしたい

私が使っているのはPaper Whiteで、その名の通りカラーではない。

www.amazon.co.jp

WifiモデルとWifi+3G モデルがあるが、Wifiモデルで問題無し。というのも、この3GはAmazonが負担する通信なので個人でどこかに契約する必要は無いが、かなり回線速度が遅い。その為、1冊DLするのにかなりのストレスを感じてしまう。これを踏まえ、面倒と考えるか効率的と考えるか別れるところだが、Wifiモデルで家やオフィスでDLすれば特に困ることも無いと思われる。

なので、Wifiモデルで十分です。後は広告有りか無しかが選べますが、これもどっちでも良いと思います。広告はロック画面に表示されるので、本を読む際は邪魔にはなりません。でもそれすら煩わしいと感じるのであれば無しを推奨します。既に2年近く利用していますが、かなり本を読むようになりましたし、旅行やイベントの待ち時間では手放せないデバイスとなりました。

 

ドラマが放映される際に原作マンガが無料で読めるキャンペーンは最近のトレンド

コウノトリとか重版出版とか最近は漫画のドラマ化も増えています。それらを楽しむための原作漫画の確認とかも寝る前のちょっとした暇つぶしにもってこいです。是非、おすすめします。

 

Fintech業界じゃない私がFintech(フィンテック)を考える

 

梅雨は開けたのか?と感じる真夏日のような日々が続いてはっきりして欲しいと思っています。

 

さて、このFintech、業界にいると耳にする事が多々あります。

凄くまとまっていたサイトがあったので先ずはここを読んでもらえるとある程度理解が深まると思います。

hajipion.com

で、ここではどれ位のお金がこのFintechに流れているのかを紹介したいと思います。

 

シリコンバレーの巨額マネーのアドテクへの投資は終了。

シリコンバレーの投資家の友人にも聞いた話ですがアドテクへの投資PHASEは終了との事。つまり、アドテクのスタートアップを立ち上げると言ってもお金が回ってこないです。これはイメージなので1円も回ってこないという意味ではないですが、投資家としては投資する業界では無くなったという事になります。

 

そもそもシリコンバレーの投資額はいくらくらいか?

info.digitalresearch.net

2016年1月15日に公表されたMoney Tree Reportの「Q4 2015/full year 2015 summary」によれば、2015年にシリコンバレーに投じられたベンチャー投資は273億ドル(約3兆3000億円弱。為替レートは¥/$ 120。以下の換算も同じ)でした。

この金額はアメリカ合衆国全体に投じられたベンチャー投資額588億ドル(約 7兆500億円)の47%。つまり、アメリカのベンチャー投資の約半分がシリコンバレーに注がれているということが分かります。

 巨額ですね。巨額です。なのでシリコンバレーが注目されるのです。さらに、このブログを見ていると、Fintechへの投資額は既に

シリコンバレーのFintechベンチャー企業への投資額は82億ドル(約1兆円弱)ぐらいと推計できます。

 そもそも、USの動きに対して日本は1年から2年遅れて市場が盛り上がる傾向(最近はそうでもない?)ので、その時点で日本発みたいなのはかなり難しいですね。しかし、これだけの巨大市場に対して日本で会社をやるよりは確実であると確信が有るほど投資のサイドに回りたいと思ってしまいます。

 

マネーフォワード社が視るFintech未来像

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http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/sansei/fintech/pdf/001_04_00.pdf

現況では考えられないような未来が待っているようです。天邪鬼的に見るのであればVouchによる友達保証ローン。これは怖い。SNS=友達って成り立っていないと思うんですけどね。新しいSNSだとしても成り立たないと思います。海外と日本の文化は大きく異なるとは思いますが、日本人の「保証人にだけはなるな」の文化が大きな障壁だと考えられます。そもそも新しい物を否定するのが多い日本ですし。個人的にも仮に子供が20歳とは言え、保証人になったりさせていたりしたらちょっと反対しちゃうかもしれません。LINE PAYも流行っているとは言い難い。海外は高校の授業で金融があったりとお金に対する知識が比較的高いベースで社会人になります。しかし日本においては時間がお金を生むという概念の方が強く、年功序列や3年は働けみたいな考え方が強く感じられます。DCFという言葉自体初耳の人が多いのではないでしょうか。

DCF法 - Wikipedia

 

Fintechが始まると信用が全てになる

クレジットカードを持てる。というのは信用があるという事です。その信用は返済能力という言葉に置き換えられ、返済能力が無い、もしくは過去に無かったという場合は審査が通りにくい一面があります。マイホーム購入もそうです。自己破産なんてすればそんな信用は得られません。イコール、カードを持てないですしこのFintechの体験もできません。なので、私が言うのもなんですが無意味な借金は止めましょう。

日本の少子高齢化はもっと進みます。今は60歳以上が4人に1人以上という事で日本の将来は極めて明るくない情勢です。未来をどれだけ先見を持って想像出来るかというのがキーになります。そしてそれは信用という言葉が大きく生き方を左右するようになります。

 

小銭・紙幣を持たなくて良い社会は歓迎したい

極論、財布というのがカードケースやスマホに完全に変わるかもしれません。数年後ではないと思いますが。ざっくりですが、現金に勝る信用はありません。なので、現金で支払うと利息は付きません。100万円の物を現金で買う場合、利息は0です。カード”ローン”という形ですと利息が付き、結果100万円以上で買い物します。もちろん、一括であれば別ですが。こういう形でお金の価値に時間という概念を掛けあわせローン金利が設定されています。これは購入者のある意味”スキル”によりますが、プラスしてポイント制度を設け、現金よりお得になるのが一般的です。そして個人的に良いと思うのはキャッシュレスでいける点です。最近はコンビニでもカードで支払う事が出来、レジにかかる時間もかなり短縮されたと感じています。海外旅行をした事がある人はわかると思いますが、海外の小銭って数えにくいんですよね。なので結果札で支払い、小銭がどんどん貯まる、、、。そんな煩わしさが無くなるのは非常に嬉しいですね。

 

まとめ

私自身、Fintechは勉強中の身なのでまとめるくらいしか出来ないですが、アドテクに関わっていた人間としてはかなり注目の市場だと思います。先行して体験する必要は無いと思いますが。何故ならインフラやシステムの広がりが無い中で敢えて選択肢の少ない体験をするのはイノベーターではない人には必要ないからです。イノベーターでありたいと思うならあれですが、私個人としてはアーリーアダプターかなーと思っています。一方、アルゴリズムで世界市場をひとつのマーケットとして自動運用してくれるとかかなり期待大ですね。引続き追っていきたい市場です。

 

意外と大人も使える総務省が提供する”なるほど統計学園”

 

出張中です。名刺がギリギリです。思った以上にビジネスでの繋がりがアリ満足しています。

 

総務省が提供する子供向け(小学校高学年)サイトです。子供に見せるのがメインですが、割りと雑談に使えると思いますので紹介します。使えるという意味はビジネスにおいての雑談で、ソース元が総務省。というのはひとつの強みになると思いますので。ソース元がネットです。って言う人も時々いますね。

www.stat.go.jp

子供向けですが、データは大人も雑談で使えるようなデータが満載です。例えば、日本一の信濃川が367kmなのに対し、世界一のナイル川の長さは6,695kmと20倍近い長さです。この話が面白いかどうかでは無く、日本人は比較から位置、凄さを知りたがります(外国人もかな?)。身近な情報としては流通通貨の推移とか個人的に面白かったです。

 

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この話しをすると色々とビジネスが見えてくるのではないでしょうか。

 

その他、日本のコメの値段は$3.54/kgに対し、韓国は$2.29/kgと3割近く低いです。因みにこの日本のコメの値段は世界では高いのか中間なのか、等メインテーマとしては難しいですが、雑談としては引っ張ってくると”この人結構しっているんだろうな”という印象を作れるのではないでしょうか。勿論、作るだけではなく、実際そういう頼られる、信頼される人になれるといいのですが。

 

Web1.0時代を思わせる会話と絵のテイストですが、暇な時に流し見するのも面白いかと思います。