シリコンバレーの会社で働いていた30代の徒然なBlog

30代家族持ちで英語スキルは一人旅行レベルのザ日本のリーマンがシリコンバレーにある外資企業で働く事になった事を綴った日記。

docomoのdマガジンを登録してみて分かった落とし穴と登録の心構え

ようやく長い冬が終わりを告げる今日このごろ。昼間はもうコート要らないですね。そしてこの後待ち構えているのは春の長雨。

 

TVCMも行いまくりのdマガジン

 

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160誌が月額400円!安いですね。安いです。あー安い。でも何かあるんでしょ?という思惑において確かに何かありました。それを説明します。

 

退会メニューがアプリに無い。というか退会・解約というキーワードが一切無い

 

先ずは登録時に必ず確認した方が良いのが退会・解約のやり方。月額制のサービスは割りと忘れがちになり、幽霊会員の月額費用で利益を出す。というビジネスモデルです。これはiモードコンテンツサービスからのものですね。

先ず、このコンテンツの楽しみ方ですが、2月よりPCでもブラウザにてこのサービスを利用する事が出来るようになったようです。私はまだ1ヶ月も使っていないので未だ自分のライフスタイルの一部には出来ておりませんが、PCでも使えるのは良いことですね。ただ、私はキャリアはドコモなのですが、docomoIDというのが未だに負の産物だと感じざる得ません。これ、なんとか出来ないのですかね。WIFI接続時だと非ドコモユーザーと同じ扱いなので、いちいちWIFIを切らないといけないという手間があります。

愚痴はこれくらいで、実際スマホで利用する際はdマガジンというアプリをインストールします。その後、ログインを経て利用開始となります。アプリにはヘルプや問い合わせメニューがありますが、退会・解約については一切書かれていません。無料アプリだから?というのが1万歩譲っての解釈です。因みに退会はドコモユーザーならdメニューの問い合わせから可能です。可能というかそこからしか出来ないです。

 

使いづらい恥ずかしいUI

これは、所感なので個人差もあると思いますが、雑誌が160冊以上とあるのにそれを感じさせないUIになっています。カテゴライズがめちゃくちゃです。そして、ストリーミング配信という事で、WIFIでは無い場合は確実にパケ死します。あっという間に上限到達です。5G位ないと外では利用不可だと思われます。このUIを海外の同僚とかに見せて反応を聞きたいです。

 

雑誌の内容はリアル本とは異なる

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上記の写真で分かる通り、ほとんどの本は内容が削られています。一方、雑誌によってはリアル本と同じ内容のもあります。そして、リアル本と異なる点は他にもあります。

 

ジャニーズ系の画像は全て削除(シルエット化)されている

アダルト系はモザイク処理がされている

dマガジンでは応募出来ない懸賞がある

 

その他にもありそうですが、ざっくりこんな仕様になっています。雑誌を読むだけであれば個人的には影響は無いですね。

 

お得感を感じるには?160冊400円にはパケット代が含まれていない

 

私の場合、雑誌は殆ど買いません。なので、この160冊400円というコピーは凄く惹かれました。しかし、心配なのはパケット代です。雑誌をインストールする為のパケット代は含まれていません。4G通信でしたらあっと言う間では無いでしょうか。そもそもドコモとしてはパケット代を天井に貼り付けて追加パケット代を得たいという目的があります(あると思います)。その為、音楽や動画、ゲーム等で定額で提供出来るサービスの裏側にはパケット代への裏目的がありました。その為以下の人なら楽しめるのでは無いでしょうか。一冊まるまるダウンロードも出来ます。尚1冊辺り10〜50M程度のサイズとなっておりますので20冊くらいで大体多くても1G程度と思われます。

 

タブレットで家で(Wifi)ストリーミング利用する 

いやー、この限りですね。

個人的には昔iモードであれだけ退会をわかりやすくしろとコンテンツプロバイダーに命令していたドコモが自社のアプリで退会を見せていない事に敢えて警鐘を鳴らしたいですね。ユーザーファーストとかそういう概念は無いんでしょう。プラットフォームビジネスが崩壊したドコモとしての一手がこういう形だと、本当日本を代表するキャリアのサービスとは思えないというのが本音です。よく分からない会社が作ったアプリのように思えます。コンテンツは良いがそのアプリデベロッパーがおかしくてもビジネスモデル次第ではTVCMを打つレベルになれるという良い例ですね。