シリコンバレーの会社で働いていた30代の徒然なBlog

30代家族持ちで英語スキルは一人旅行レベルのザ日本のリーマンがシリコンバレーにある外資企業で働く事になった事を綴った日記。

通勤時間がなんたらって話題になってるので、通勤時間0分の私が意見してみる


通勤手当なんて廃止すべき - Chikirinの日記

 

きっかけはこのブログ記事。ワタシの周りでもフェイスブック上に色んな立場の人が色んな意見をしています。私も通勤ラッシュ(時間というより)については意見したいのでポストしてみます。

 

前提:私の通勤時間は0分

通勤時間は0分です。出社義務がありません。日本においては。前職までは日本の企業だったので、フレックスとか裁量、定時等様々でしたが時間は決まっていました。出社時間が11時であればラッシュからは大分避けられましたね。帰りは遅いので結局ラッシュですが。

出社義務は無いですが、いわゆるライザップいたいな感じですが”結果にコミットする”事が強く要求されます。その為の環境を会社は与えてくれています。極端な話、起きて直ぐSkypeMTGなんて事も可能です。朝の珈琲をゆっくり飲むことができています。

つまり、家で仕事していていいのです。ノマドです。どこでも良いのです。因みにクライアントと会うのはSkypeよりFace to Faceの方が良いと思うので会いに出向きますが、基本的にラッシュに遭遇するのは飲んで帰る時くらいですね。

 

また、ちきりんさんも知ってか知らずか分かりませんが、シリコンバレーアメリカ?)も通勤費用なんてものはありません。他社は分かりませんが、弊社は無いです。雑費という形で月いくら、というのをまとめて支給されます。その中には営業に関する交通費、ルーター代、携帯代等含まれます。定期代や交通費という考え方はありません

 

震災直後に報道されていた自転車通勤はどうなった?

一時期、震災直後くらいには自転車通勤なんてのも流行ったのか流行っていないのか分からないですがTVで特集されているのを何回か目にしました。その後、ピストバイクが危ない!みたいな感じでだんだん論点というか報道内容が変わってきましたが。。。私も当時の会社の上司に自転車通勤を提唱してみましたが、回答はNGでした。労災が降りないし通勤費を払っているから横領になるぞ。との事でした。これはこれで正論でそのとおりなのですがそれ以外の選択肢が無いんですよね。そう決まっているから。って事で無理でした。

なので、このケースにおいても会社は社員を守るために労災という仕組みがあり、これ自体は悪では無く勤労者として助かる制度です。しかし、自転車通勤を推奨する会社があるのも事実で、いざという労災は自転車でもあるし、健康を掲げて自転車を推奨って果断が欲しかったですね。当時の上司に対してですが。

 

参考までですが、日本の大手企業でも取り入れている会社は結構ありますね。


自転車通勤制度:1 WORLD 2 WHEELS

 

私はクロスバイクに乗りますが、通勤距離が10kmくらいなら自転車でも可能です。ただ、都内は無灯火自転車が多いですね。個人的感覚ですが。なので夜(帰り)はゆっくり帰ったほうが安全かもしれません。

 

日本人は通勤時間と往訪移動に時間かけすぎ。ナンセンス!だと思う。

 

営業等の往訪時間も半分はSkypeで済むんじゃないか?って話題が多いですね。物理的な距離があれば皆Skype等を求めますが、新宿→渋谷位なら皆○時に伺います。とかで往復で1時間くらいかかるわけですよ。この3駅間くらいでも。その為、1日のアポが平均3件、多いと5件とかで埋まってしまうんですよね。

朝10時からとして、大体MTGは1時間を取るので、

10時〜A社(直行)

11時〜11時半 帰社

11時半〜12時半 ランチ

12時半〜13時 移動

13時〜14時 B社

14時〜14時半 移動

14時半〜16時 デスクワーク

16時〜17時 移動

17時〜18時 C社

19時〜20時 D社

 

例えばですが、上記のような形の予定がある営業マンは「今日はMTG多いし移動大変ダ。。。」とか思うわけですね。しかし、これがSkypeで済んでしまうと

10時〜 A社(自社の会議室にてSkype

11時〜 デスクワーク

12時〜13時 自社近くにてランチ

13時〜14時 B社(自社の会議室にてSkype

14時〜17時 デスクワーク

17時〜18時 C社

18時〜19時 D社

19時〜20時 E社

 

わかりやすくという例えなので極端ですが移動時間が無ければ1日3件のアポが6件くらいあっても大丈夫なわけですよ。1MTGで1時間を超える事もあると思いますが大抵は1時間未満で終わるケースが多いと思います。受付で○○さんお願いします。なんてのも必要なのかな?なんて思います。勿論、全てSkypeでという事では無く、今のMTGを100%としたら半分位はSkypeに置き換えることが出来るのでは無いでしょうか。別にSkypeで無くても良いのですが。

 

睡眠時間を削りたい!とか言ってる勘違いシゴト至上バカ

 

睡眠時間削らないで通勤時間削ればいいじゃん。って人がいます。知人ですが。睡眠時間を削る為に、酸素カプセル買って2時間睡眠で8時間睡眠の効果を得られるぜ!とか言ってたのですがスポーツ選手ならともかく、その他の無駄な時間を削ればいいじゃんって思ってました。結局その人は電車では○○するからーと1.5時間かけて通ってました。往訪移動も○○するしー。と。

ちょっとイライラしちゃいましたが、私も通勤手当は不要だと思います。私が経営者だったら通勤手当なんてものは用意しません。月額○円を雑費として付与します。交通費の確認とかそれも無駄。経理と○○線○○駅から○○線■■駅は190円では無く、170円です。なんてやり取りも不毛ですよ。

通勤手当は義務ではないのですが、会社負担が当たり前といった傾向にあります。これは決して良いことでは無いですし、通勤手当が無いだけでもブラックなんて言われてしまう風潮もあるかもしれません。その為、通勤手当は無いが、従業員が納得できる手当(?)が支給されていればいいなーと思います。

 

出勤しないとサボるやつがいるって意見もあると思いますが、結果にコミットしていれば良いわけですよ。していないならダメ。それだけです。その為の環境を会社は提供して、両者が納得していればいいわけで。

 

なので、私が知る限り、結果至上主義なんて会社日本にはありません。

外資個人事業主になるしかないのでは無いでしょうか。