シリコンバレーの会社で働いていた30代の徒然なBlog

30代家族持ちで英語スキルは一人旅行レベルのザ日本のリーマンがシリコンバレーにある外資企業で働く事になった事を綴った日記。

円安が止まらないから個人的に歓喜、何故だかわかりますか?

 

外資(今の会社)で働き始めてから為替をチェックするようになりました。そもそも円安という事は円が売られているという事で、逆に何かの外貨が買われているという事実があります。(実際のお金がどこに使われているかは明瞭に因果を判断出来ませんが)

 

外資で働くと会社によっては円建てかドル建てか選択可能

私の場合は日本に法人が無いため、毎年確定申告をしています。いわゆる日本ではフリーランス扱いです。今の会社に入った時に給料の申告(前職の給料)を伝えそれをドル建てで貰っています。

 

1000万円(年収)だとして、

入社時年収が100円/$1だったとすると、単純に毎月$8.4K(K=$1000)となります。そして、今の為替が約117円なので、当時対比で117%となります。つまり、その月は$9.8Kとなります。私が働いていた中で一番の円安は123円だったので、かなり良かったです。また、逆に一番の円高は最近の100円なので、100円の時に入社していれば一番の利益が確保出来るタイミングです(結果論ですが)。日本で生活しているから円安歓迎ですが、米国で働いていたら逆になるので、生活はかなり苦しくなります。

 

為替を予測していたアナリストは当てにならない”場合もある”

一時100円を下回るのでは??なんて時が米国大統領選ちょい前にありました。その時は自分で色々な金融系のアナリストの予測を調べていましたが、多かったのは暫くは円高の流れが止まらず、90円前半、もしくは80円台の可能性も強い。なんて見解がありました。それを読んだ時はかなり残念な気持ちだったのですが結果論、真逆の結果となり、ケースとしてはこれだけで判断するのは良くないですが当てにならないと確信しました。というかこいつらの逆に張ってたら儲かるんじゃないか?とか穿った見方もしてしまいました。

私個人としてもトランプ氏が大統領になる事はメディアを通してですが、円高になるという観点から期待しておりませんでした。そして実際次期大統領になる事が決まった時は絶望感が半端なかったです。。。が、あら不思議。という事でまさかの円安ドル高です。その後、メディア各社が世界一の経済大国アメリカを作るという事とヒラリー氏だと変わらないというそれぞれの期待値からドル買いがかなり進んだと言われています。

これは私にとっても嬉しい誤算で、円安に転じてから1ヶ月近く経過しますが、個人的希望観測としては120円は超えて欲しいと思っています。ただ、その分、ガソリンがね上がってたりして支払うのが増えていたりって事はあると思いますが。

 

結局どれ位値動きあるの??

これから外資に入社しようと考えている人向けです。日本に法人があり、5名以上社員がいるのであれば、日本の企業と同じ労働基準法に則っていると思います。しかし、ブランチとして日本での法人登録が無い場合はドル建てか円建てかを選ぶ事が出来ます。シンプルに言うと日本で生活・仕事する前提

ドル建て:円高はマイナス 円安はプラス

円建て:為替関係なし

となります。ドル建ては同じ事をやっていてもリスクとリターンが生じます。なので、フラットに考えるなら円建てを選択するべきかと思われます。

 

では、ここ数年でどれだけの値動きがあるのでしょうか。

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Yahoo!ファイナンスより引用

 

info.finance.yahoo.co.jp

 

ここ10年の円ドル為替相場の推移です。下にいけば円高、上にいけば円安となります。2012年頃は、80円を下回っていました。この時に入社し、今も日本で働いていたら1.5倍近くの給料になっています(単純計算)。ただ、10年でこの幅とも言えますし、逆にこんなに幅があるとも言えます。これは見方であるので、直感で感じた方で資産運用のスタイルを考えても良いのかもしれません。自分は長期向けなのか短期向けなのか。

 

アメリカの情報にかなり左右される

日本との時差を踏まえ、ざっくり言うとNY市場は日本の夜中に動き出します。そして、その様々な経済指数のリリースや予測のされ方で大きく日本市場は左右されていると感じています。そして、面倒なのがやはりストックマーケットや為替は連動しており、いや言い換えると世界経済の影響はあり、イギリスのEU離脱インパクト大きかった記憶があります。そして、直近では

kabutan.jp

こんなニュースを見たりしています。一方、英国ポンドと円の為替を見ると円高になっているので、それぞれの国との為替相場を常日頃見ておき、予測を立てる癖を付けておくべきだと思います。

 

まとめ

為替について話してきましたが、言いたいことは実は色々ありまして、働き方って凄く選択肢があるという事をお伝えしたいです。本当入社した時は納税等踏まえ、正しい生活の仕方ってどうやるんだろう。とドキドキしていましたが、3年程経つ今は日本の企業で働いている時よりストレスフリーです。その分、やることが増えて、お金を払って解決したり(確定申告の代理費用等)として、時間をどう作るかという事を凄く感じるようになりました。そして、一方私が知り合ったこの外資系の企業で働く友人達は良くも悪くも2社目に行こうしている事が増えています。転職ですね。ただ、殆どが外資から外資に移動しております。外資は結果を出していれば問題ないと思いますし、逆にどんどんあなたの選択肢の幅を広げていくという事もありかと思います。私も英語は得意ではないですが、日本にはない素晴らしい商品で、これを日本マーケットにぶつけたい!という事を直感で感じ今に至ります。自分にとって道を切り開いていく事をしていきましょう。という事をお伝えしたいと思います。

 

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