シリコンバレーの会社で働いていた30代の徒然なBlog

30代家族持ちで英語スキルは一人旅行レベルのザ日本のリーマンがシリコンバレーにある外資企業で働く事になった事を綴った日記。

東南アジアでのハウスキーパー問題から考える日本の保育園問題

日本の一億総活躍社会は海外でも報じられています。この記事ではその一環で海外よりハウスキーパーを呼びこむ動きを報じています。

asia.nikkei.com

 

TOKYO -- Japanese Prime Minister Shinzo Abe wants to build a society in which 100 million Japanese can happily live and work. The government plans to take a step in this direction by next March by letting people from foreign countries into Japan to help with the housekeeping.

 私としてはハウスキーパーってそんなに需要あるのか?と感じておりそれを海外から呼び込むのはどういう需要があるのか分かりません。逆に海外ではハウスキーパーは従業員が多く一般的なのかもしれません。

 

The Singaporean government issues work permits for domestic helpers. The city-state, where many wives and mothers have regular jobs, is home to more than 200,000 foreign domestic helpers. A live-in maid typically earns $900 or less per month, and there are some who believe their affordability indirectly supports economic growth.

 

訳:シンガポール政府は国内のヘルパーに国外で働く事を許容しました。中心街では、多数の妻や母親は仕事を持っており、その為、20万人以上の海外ヘルパーが存在しています。尚、一般的にメイドの月給は$900(約10万円)かそれ以下。そして、多くの人達はこれらの市場がゆくゆくは成長していくことを信じている。

 

との事で、海外では社長夫人とか女性経営者が日本と相対的に多く存在しているのが現状です。その為、家事に手が回らずハウスキーパーを雇うという事が多いとの事です。この記事を読むと、日本では保育園不足という問題が浮かび上がりますが解決策や文化の違いはあれど、働くという事に関して様々な国が同じような問題を抱えている事が窺えます。

Meanwhile, the U.S. is home to many housekeepers from Mexico, though many enter the country illegally. 

訳:同時に、アメリカのハウスキーパーはメキシコ出身が殆どだが、多数の国からの不法入国も存在する。

 

まとめ

海外のハウスキーパーという切り口から働くという事の難しさが見えた気がします。日本でも働く人口が増えることで税金が増え、そのお金が有効に使われることで日本人である事での暮らしが良くなる。という事が望まれています。しかし、それらを実現するためには多くの課題も浮かび上がりました。日本での待機児童問題をハウスキーパー、ベビーシッターで解決する事も出来なくはなさそうです。ただし、日本ではあまり一般化していませんがベビーシッターやハウスキーパーに支払うという事はそれなりのお金とリスクもかかります。それだったら保育園でというのがベターかもしれません。

こういうような記事にも目を通して様々な意見交換が出来、良い発展が出来ればと思います。