シリコンバレーの会社で働いていた30代の徒然なBlog

30代家族持ちで英語スキルは一人旅行レベルのザ日本のリーマンがシリコンバレーにある外資企業で働く事になった事を綴った日記。

GWまでに読んでおきたい!新社会人に伝えたい差を付けたい定番ビジネス書

桜も散り始め部署の人達の顔と名前が一致し始める頃かと思います。いや、更に性格やグループもできているのではないでしょうか。

 

さて、四捨五入で40になる私からこれをしていたら、これを読んでいたら、出来るやつ?!なんて感じで紹介したいと思います。

 マネーボール

マネーボール。野球をご存知の方ならおわかりかと思いますが、HRをたくさん打つ選手より出塁率が良い、得点圏打率が良い選手を集めてチームビルディングしていくという戦略で戦っていく物語です。例えば、会社においてもマーケティングというのは必ずと言っても良いほど中心となるセクションです。基本的にあなたが考えていることは上司も同僚も考えているという前提で動きましょう。

 

 グランズウェル

既に若いあなた達なら読む必要は無いかもしれないです。しかし、今の現状がどのように生まれてきているのか、どのように設計された仕組みなのか、手のひらの孫悟空のような気持ちで読むのも一興かもしれません。変な動きをしている人がひとりいると、それは”おかしな人”というふうに見るのが一般的ですが、それが様々なSNSを介して”興味”のある人達が集まってきて”楽しそう”や”自然化”され始めるとそれは大きなうねりとなり世界を駆け巡る情報となります。

 

 

Zero to ONE 

これは30代でも読むべき本ですが、ゼロから1を作り出す難しさやその背景における環境や思想についてアメリカ、シリコンバレーでのケースを用い書かれています。私も外資で働いていますが何事もドラスティックな判断が瞬時にされるのがアメリカ。日本は毎週火曜日の会議で話そう。とか、ゆったりとした印象を覚える一冊かもしれません。シリコンバレーに興味がある人はこちらを読んでみると良いでしょう。

 

はげたか グリード

記憶に懐かしいリーマン・ショック。この時代を背景に日本のハゲタカとなった鷲津という人物のフィクション小説です。個人的にはこの鷲津というキャラクターの決断力・判断力・推測力・リーダーシップ等が日本の経営者にも足りないのではないかと感じられる物語です。”分からないなら、わからない時に殴られてもすぐ聞け”というフレーズは忘れられないです。

 

最後に

2016年はどんな年になるのか。1年後同期の2割は他社で働いているでしょう。もしかしたらあなたも。そして5年後は半分も残っていないでしょう。それが社会です。働く関係値が異なっても関係が続く人は続きます。同期を蹴落としてでもという考え方は嫌いではありません。しかし、そこには両者納得の何かが必ずあるべきです。時間は平等です。そして、この情報化社会においてどれだけ良い情報を取捨選択出来るかがキーになります。

 

Do more with less

 

頑張ってください。

 

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