シリコンバレーの会社で働いていた30代の徒然なBlog

30代家族持ちで英語スキルは一人旅行レベルのザ日本のリーマンがシリコンバレーにある外資企業で働く事になった事を綴った日記。

ブームを作った後が勝負

スタートアップでは非常に大げさな表現が引用されるケースがあります。例えば3億円の第三者割当を貰いましたー、10億円の〜、昨年の5倍の売上で〜とか様々です。

 

しかし、その実態は私の知る所、売上とその実態は特に関係性は低いです。勿論、投資家も馬鹿ではありませんので、ある程度の条件を設定しデューデリを行い、出資します。

 

日本のアプリマーケットは非常にバブルであり、資金調達しただけで割りとニュースになりやすいです。それが悪いわけではありませんが、スタートアップはいつか芽が出る、社会的意味合いが大きい、とか多少ビジネスとして薄弱でも必要性があると感じられればお金は集まりやすいです。

 

ある会社の社長さんが、日本のVCに向かって”働け!”と言っていたのは非常に面白かったです。日本のVCは慣れ合いが多いと感じています。うちの投資家はそんな事ないですが。

 

何を言いたいかというと、ブームをつくった後の展開と維持できるかという事を判断出来る情報に信憑性があるか、VCが持ち上げていないか?とか当たり前なニュースを疑ってみてください。色々とメッキが剥がれる事があるのではないでしょうか。