シリコンバレーの会社で働いていた30代の徒然なBlog

30代家族持ちで英語スキルは一人旅行レベルのザ日本のリーマンがシリコンバレーにある外資企業で働く事になった事を綴った日記。

ソーシャルゲーム会社を否定するエグゼクティブ採用企業とは

一ヶ月に10本くらいは記事を書きたいと自分に課せているのですが中々モチベーションが生まれず困っています。最近ちょっと前に目にしたこの記事が面白かったのでご紹介。

jp.techcrunch.com

 

リンクタイトル自体は”お!すごいなー”と思うのですが中でも注目したのは以下の文言 

 

「わかりやすく言うと、たとえ儲かっていてもゲーム系はお断りしています。個人的な意見ですが、ゲームは社会を白痴化しているだけで、来年なくてもおかしくないビジネス。栄枯盛衰がある中で生き残れるかは、3つの条件を満たしているかどうか。偉そうですが、伸びないベンチャーに人を紹介したくないので。」

 

この”白痴化”というのが非常に攻撃的なキーワードで3000億以上の市場であるソーシャルゲームがいわゆる社会の損失を生んでいるという表現になっています。確かに仮定の話なのでどちらにも解釈が出来るのですがこの3000億が1000億くらいで2000億が違う何かに使われていたら日本経済はもっと違ったのではという話かと考えられます。私も一部賛同できますがソーシャルゲームに限った話ではないのではと思います。いわゆるエンターテインメント業界(俯瞰しすぎかも)に言えることで極端な話、無くても良いと捉えられる事がこのような解釈を生んでいるのかもしれません。数年前はソーシャルゲーム業界もよくパチンコ業界と比較されて両業界が食い合っている(どちらかというとソーシャルゲームの方が食っている)とも言われていました。

 

新興市場で確かにガチャ規制が入るくらい異様な盛り上がりを連れてGREEDeNAを筆頭に様々な会社がソーシャルゲーム事業を立ち上げ”世界一のゲーム会社になる”という夢を見ることが出来ました。しかしそれは数年前の話で、日本のサップは既に2極化されていると言っても過言ではありません。シンプルに言うなら広告費を捻出出来る会社が勝ち組です。この勝ち組は過去にトップ売上ベスト10に入るヒット作を作っている企業です。

 

後、面白かったポジショニングマップがこちら。

 

f:id:crossmobile2011:20150429015401p:plain

 #Tech Crunchより引用

http://jp.techcrunch.com/2015/04/20/jp20150420amateras/

Wantedlyを左下においているのが印象的でした。しかもこれ日本と米国の傾向がミックスされててちょっとわかりにくいかと思いました。

 

で、そんなアマテラスさんはWantedlyに求人を出しています。(インターンですが)

www.wantedly.com

 

まーちょっとしたネタとしてリンクを紹介しますが、そもそも上記のポジショニングマップだけで良い悪いは判断出来ません。右上の企業程全てを網羅している可能性も否めませんし。取り敢えず、この記事はソーシャルゲーム業界を否定し始めた人がいるという事で時代を感じる記事でした。ここではソーシャルゲームベンチャーには人を紹介しないと言っているのでソーシャルゲーム業界の転職希望者を相手にしないとは言っていませんのでその点は読み違えないようにして下さい。