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シリコンバレーの会社で働いていた30代の徒然なBlog

30代家族持ちで英語スキルは一人旅行レベルのザ日本のリーマンがシリコンバレーにある外資企業で働く事になった事を綴った日記。

ネイティブアドを考える

1 ネイティブアド(Native Ad)

最近よく耳にする’ネイティブアド’、この定義を巡っては様々な見解があり、先日もJIAAがネイティブアドのガイドラインを発表しました。

www.jiaa.org

 

昨年8月に米国のIABとコラボし、日本でもこのネイティブアドのガイドラインを制定すると発表し、半年でリリースとなりました。中身はほぼIABが定める内容と乖離はありません。また、現在ネイティブアド(昨日記事で書いたGunosyのプランとか)は様々な形で広告プランがあふれています。

 

そもそも広告ってどうあるべきか

 

リアル広告のOOHや紙媒体、そしてTV、強いては電車広告等など、日々暮らしていると広告に触れない日はほぼありません。言い換えれば生活と広告は切り離せないくらいの親和物であると言っても過言ではないと思います。

しかし、一方デジタルの広告はどうでしょうか。

 

スマホの広告はいつから嫌われたのか

 

既に3000億を超える市場に成長したスマートフォンゲーム市場。最近日本ではデベロッパーも2極化し、1本あたりのゲーム制作費は億を超え、広告は事前登録で10万件突破、リリースしたらブーストとCPIでネットワークを回し、ARPPUやROAS等で収益を確保します。バブルでもあったブラウザゲーム時代も終焉を迎え殆どがネイティブアプリにマイグレーションし勝ち組と負け組がはっきり分かりました。そして、スマートフォンでネットにあくせすしようものなら様々なゲーム広告が表示されます。

ゲーム広告は2ちゃんまとめサイトとの親和性が高いという事でアイモバイルやnend等のCPC型アドネットワークが日本ではゲーム広告においてプランから外せないネットワークに成長しています。その2ちゃんまとめサイトn1ページ当たりの広告表示数が以上に多いと私は感じます。私個人として思うのは、遡ればアメブロのIMP稼ぎのブログ表示方法や、アフィリエイトバブルのようなSEOという手法での情報操作(悪い意味では無く)。まとめるとネットは無料で色々と情報を入手出来る分、広告に触れる機会が非常に多いと感じています。昔、ガラケーにおいては広告を非表示にする機能等ありましたが、今のスマートフォン通信制限はあれど、そこまで容量的な意味ではユーザーの負担にはなりません。

ざっくり、2ちゃんまとめサイトにアクセスするとファーストページビューでインタースティシャルの広告が1つ表示されます。フッターまでスクロールすると1ページに15個近くの広告が表示されます。中には同じ広告も何度か表示されます。これって押し売りと変わらないと思うんですよね。もちろん、ネットワークなので記事との関連性はゼロ。各広告単体のキャプションは整っているのですが全体の整合性が全く無いので結果汚いウェブページです。

 

ここで言いたいのは汚い、デザイン性の欠如、強いていうならば最先端の洗礼された端末で汚いウェブページを見ることに嫌気を生じないその感覚がおかしいと思います。綺麗な事が良いとは言わないのですが日本が独自に成長をさせ、米国以上の市場を作ったスマートフォンゲームの広告が殆どこういう汚いページでも取れれば広告費用を払うというビジネス。言い換えると、全く成長していない進歩すらしていなウェブページからユーザーを引き抜いていると考えると残念でしょうがないです。

 

私も2ちゃんまとめは見ますが、広告が邪魔だと感じることが非常に多いです。広告は本来良い情報を消費者に伝える方法として扱われているものなので自然に広告が消費者に触れ、正確な情報を元に正確な判断を委ね、購入を考えてもらうものだと考えています。

 

2ちゃんまとめサイトをここで取り上げましたが、それが悪という事では無く、メディア運用者は大小問わず、広告主のブランドを失うような事はしてはいけないと思います。そして本来のユーザーが求めているウェブサイトのコンテンツの邪魔をしてはいけないと思います。

 

スマホゲームはブランドを失っている事が考えられます。1億以上の制作費をかけて、ユーザーがインストールして’つまらない’という判断がされたら別なゲームに移る。そのゲームはもうしない。というブランドが簡単に失われてしまっており水物な感じも払拭出来ません。数百円でユーザーを獲得するようなビジネスで億以上の改修をするのは本当に面白いゲームしか無理です。別な側面ではゲーム開発期間も年単位に近い形になってきています。

 

ゲームの寿命を縮めているのは広告プランが要因なのではないでしょうか。もしかしたらインストールはするが飽きるのも早い。という事も考えられます。教育アプリなんて殆ど見ませんし、アプリは無料、みたいな間違った認識を今の若い世代に埋め込む事も個人的には何か見えないものが失われているように思います。スマートフォンのゲームは面白いものは多いですがそのほとんどはつまらなくなってきます。今は海外も対象にゲームを作られる会社も増えてきていますが日本のようなARPPUで展開するのは至難の技です。

 

仮説としてネイティブアドはウェブページをデザインし、本来の訪問した動機であるコンテンツを楽しめ、広告もその楽しみ方と魅力が伝えられるものであるべき。

 

と考えています。ネイティブアドに期待するのは動画やインタラクションを交え、自然にユーザーが納得できるタイミングでリッチでウェブならではの楽しみ方が出来るものであり、そのファンであるウェブサイトで知ったことが有益であるべき

 

個人的な考えで、まずはネットワークで広告運用が楽になったというメリットも運用者はありますが、そろそろ現状を疑い、次の施策を考えるタイミングではないでしょうか。これは個人的な勝手な期待でもありますが、ネイティブアドという切り口で広告主のブランド価値を上げる事をして欲しいですね。

 

ネイティブアドは深いです。リッチメディアと絡めてグローバルな例を引用しつつ、個人的な考えを引続き更新していきたいと思います。