IT用語、広告用語だらけの云々って面白いですか?
先日結構シェアされていたこの記事
広告用語で「鶴の恩返し」を読んでみた | 企画 | 街角のクリエイティブ
元々は(多分)この桃太郎からインスパイアされたと勝手に思っています。
桃太郎は読んだ時に「うまいな~」って思って感心して読んでいました。でも鶴の恩返しはなんか稚拙というかストーリーが若干ぶれていたのであまり面白いとか感心する事はありませんでした。桃太郎はIT用語、鶴の恩返しは広告業界用語なので、若干のブレはありますが、広告業界用語って汚いって思ってしまいましたね。何だろう、言葉の持つ意味ってのは文脈においてその意味を大きく左右します。
鶴の恩返し
その単語があまりに独立しており文脈においても意味を成さない。広告業界の人なら自然と理解できるんだろうけど、その単語1つで成り立ってしまう。
桃太郎
一方桃太郎は文脈に馴染んでいる感じがして、全体(SVOOとか)を表す意味でその単語と文脈が相互補完の関係に成り立っていると思う。
人のアイディアにケチをつけるのは些か気負いするが、鶴の恩返しは全く何も感じない。これを作った人はクリエイティブな人だと思うしリスペクトするけど、もう少し凝って欲しかった。じゃーお前がやってみろと言われても無理だろうと思う。
また、歴史を引用しプレゼンするってのは作品力として素晴らしい。
@nifty:デイリーポータルZ:ペリーがパワポで提案書を持ってきたら
明治維新の立役者、坂本龍馬がパワポで薩長同盟の提案書を持って来たら | クラウド資料・コンテンツ作成代行サービス-SKET-スケット
やっぱり、これだけの面白さが欲しい。やっぱりネタとして見ているとこういうのはSNSでシェアして終わりだけど、個人的にはこのPPTはある程度新卒の人とかに毎年教えたいと思うくらいのケーススタディだと感じています。
変化球ですが、日ハムの大谷獲得提案資料は永久保存版ですね。
ニュース | 大谷選手との入団交渉時に提示した球団資料について | 北海道日本ハムファイターズ
こういう作品?を作れるようになりたいですね。